新社会人もよく分かる!ふるさと納税の仕組みとやり方 前編

誰でもできて効果絶大な節税方法(正確には節税ではないんだけど)としておなじみのふるさと納税
お礼の品がもらえて税金まで安くなるってことぐらいはご存知の方も多いと思いますがみなさんは利用していますでしょうか。

住民税を払っているならまず利用しなければ損
と言っても過言ではないこの制度。
2020年分の〆切が年末に迫っています。

ややこしそうな制度で敬遠しているかもしれませんが

実のところ皆さんのすることは
①(返礼品を選び)寄付をする
②ワンストップ特例制度の申請をする

たったの2つです。

今からならまだ間に合うので是非この記事を参考に
ふるさと納税にチャレンジしてみてください!

前半ではふるさと納税という制度の正体について
後半では具体的に何をすればふるさと納税が出来るのかについて 
説明していきます。

そのため後半だけ読めばふるさと納税はできますが
前半では社会人なら知っておきたい税金の基礎知識についても
触れているので是非ご覧になってください。

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新社会人もよく分かる!ふるさと納税の仕組みとやり方 後編

さてさて、
前編ではふるさと納税の正体、
そしてするべきことは
①(返礼品を選び)寄付をする
②ワンストップ特例制度の申請をする
の2つだけだということをお話ししました。
 
なので後編では
 
どうやって寄付して返礼品をもらうの?
どうやってワンストップ特例制度を申し込むの?
について解説していきます
 

寄付をするにはポータルサイトの利用が便利

寄付するったってどうやって???
募金箱でもあるんか?
と思うでしょう。
 
実はあるんです。
 

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このように各自治体は募金箱である寄付金の振込案内と特典紹介をしています。
自治体によっては口座番号が書いてあるだけなようなもっと簡素な募金箱だったり、自治体ごとに様々です。
 
だけど面倒じゃないですか?
自治体のホームページに行って欲しい返礼品があるかを確認して
あれば毎回寄付手続きを行い
なければ他の自治体ホームページを探す…

ぶっちゃけ私たちがしたいのは寄付じゃなくて
欲しい返礼品をゲットすることですよね?
返礼品から自治体が検索できたらいいですよね?
 
そんな皆様のために!
自治体の募金箱をまとめてくれているサイトがあるんですね。
  

 ポータルサイトでのふるさと納税の流れ

ふるさと納税ポータルサイトにもいろいろあるのですが
基本的な使い方は同じです。

 

  1. 寄付金額シュミレーターで寄付上限額を計算
    どのサイトにもあるであろう寄付金額シュミレーターを使って
    あなたの寄付上限額を調べます。

  2. 返礼品を選ぶ
    上限を超えないように、5自治体以内で好きな返礼品を選びましょう。
    ここが一番楽しい時間です。

  3. ポータルサイトに会員登録して(必要な場合)決済をする
    大抵のサイトでは会員登録が必要なので登録をします。
    後は通常の通販サイトと同じように必要情報を記入して決済をします。

  4. ワンストップ特例制度の申請をする
    ワンストップ特例制度を申請するには寄付先自治体へ
    以下の3点を郵送します。
     
    ・ワンストップ特例制度申請書
    必要事項を記入して送付します。
    希望すれば返礼品と一緒に特例制度申請書が送ってもらえる場合もあります。

    マイナンバー確認書類
    ・本人確認書類
    この2つについては基本的に以下の書類を送付します。

    マイナンバー確認書類:マイナンバーカードの裏面のコピー
    ○本人確認書類:マイナンバーカードの表面のコピー
     
    • 通知カードだけ
     ○マイナンバー確認書類:通知カードのコピー
     ○本人確認書類:運転免許証orパスポート

    • マイナンバーカードも通知カードも持ってない場合
     ○マイナンバー確認書類:マイナンバーが記載された 住民票のコピー
     ○本人確認書類:運転免許証orパスポート
     
    (マイナポイントもあるし、これを機にマイナンバーカード作ってみては)

 

+補足情報  ポータルサイトのメリット・デメリット

メリット 
  • 返礼品の検索機能がとっても便利
  • 一気に複数自治体に寄付ができる
  • サイトによってはポイント還元がある
 
デメリット 
  • 登録してない自治体はない
  • 登録してあっても一部の返礼品のみの登録という場合も
  • 直接自治体に申し込む方が安く済む場合も
 
ポータルサイトを運営している会社も慈善事業ではありません
自治体がお金を払ってポータルサイトに掲載させてもらっています
あるいはポータルサイト経由で寄付があった場合その寄付の何%かを成果報酬として支払っています。広告料ですね。
 
なのでその分同じ返礼品でもポータルサイトの方が寄付金額が高く設定されてることがよくあります。
また、同じ寄付額であったとしてもポータルサイトから申し込むとその分広告料として抜かれてしまうので自治体へ渡るお金は少なくなります。
 
正直、ポータルサイトはめちゃくちゃ便利ですが想い入れのある地域や毎年寄付しようと思う自治体には直接申し込むようにしても良いかもしれません。
 

おすすめポータルサイトの紹介

 あんまりたくさん紹介してもややこしいので4つを紹介
 

好みで使うといいよ!